春の訪れです。
どういうわけか真田庵の桜の風景を見たことがなく、今年こそはとおまいりに行くと、まだ満開ではありませんが誇らしげに咲いていました。
今年は5月4日・5日の両日、紀州九度山真田まつりが開催されます。毎年5日には真田庵にて、九度山の真田昌幸、幸村、大助ら真田三代の法要が執り行われます。
少し前に、紀州真田会メンバー三人で本堂の建具のお掃除をしました。昌幸公の供養塔の説明板が倒れていたので立て直しましたが、老朽化しているので風が吹くとまた倒れてしまうでしょう。
寺社仏閣や文化財を守っていくのは、想像以上に大変なご苦労があると思います。私たちは真田昌幸公の屋敷跡と伝わる真田庵こと善名称院を守り続けてきてくれた庵主様に、敬意と感謝の気持ちを忘れず、今後もできることをしていきたいと思います。