今年も恒例の信州松代へ。
松代藩真田会の研修会および総会、四年ぶりの懇親会に出席しました。
前日には、昨年真田信之公400年の記念事業として銅像が建立されたのでご対面に。大変立派な銅像でした。信之公の肖像画を元に忠実に再現されていました。六連銭(松代では六文銭ではなく六連銭といいます)や結雁金の紋の他に、武田菱が!
私と同じ疑問を感じた方が、ブログに「武田の菱紋なんでしょうか、それとも一條家?のご紋なんでしょうかね、菱紋がみられます。」と書かれていました。
銅像の裏側には寄付された方の銘文があります。「紀州真田会」も見つけました!こうやって歴史って繋がっていくのですね。
色々と大変な時代になってきたと感じていますが、その反面「今」で良かったとも思います。この記念すべき年に巡りあえたこと、事業に些細であっても関われたことに幸せを感じます。
この日の松代はとても暑く、どこかに行きたいと思う気持ちは起こりませんでした。真田宝物館で「昌幸の選択」展を楽しみ、竹風堂さんで思わずめったに食べないかき氷を(笑)。そして早々に松代荘へ行きました。こちらは日帰り温泉があります。600円とリーズナブルだし真田ファンからすれば数字も嬉しいですね。
翌日の6日の真田会研修会は、こちらも昨年修繕を終えた真田家の菩提寺・長國寺の真田信之公の御霊屋や真田家墓所などを拝観させて頂きました。
日光東照宮を手がけた天下の名匠達の技と叡智が結集した信之公の御霊屋は素晴らしかったです。
真田家墓所は初めてでした。幸村、大助父子の供養塔が信之公のお墓の前にあるのには感動しました。
真田会の研修会でなければ、見ること、触れることができない貴重な経験をさせて頂き感謝です。
このあと、講演会・総会・懇親会とアットホームな雰囲気の中で楽しく過ごさせていただきました。真田宝物館所長の降幡さんの「真田家について」の講演はとても興味深かったです。今年2023年は真田幸民没後120年忌にあたるそうで、10代藩主幸民公は1866年宇和島藩伊達家から真田家へ養子として迎えられました。幕末の混乱期に、新政府軍として戊辰戦争に参戦し、版籍奉還・廃藩置県の後、明治元年松代藩知事に任命されました。
最新の歴史トピックとあわせて真田家についてのお話を聞かせていただきました。
真田会はどなたでも入会可能です。
ピンと来られた方は紀州真田会までご連絡くだされば対応させて頂きます。
今年の松代藩真田十万石まつりは10月7・8日です。今年も8日の行列には信之隊として参加予定です。一緒に参加しませんか?