今年も暑い最中に信州松代へ行ってきました。
第52回(令和6年度)真田会定期総会に出席しました。
前日の8月3日(土)の午後、松代に到着し、「日暮し庵」にて昼食を食べた後は恒例の真田宝物館へ。
そのあとは、お世話になっている小山田家へ。どっしりとした冠木門が次席家老だった時代の威厳を遺しているかのようです。なんと、門を開けてくれていて感動しました。ご存知かと思いますが、真田昌幸公の娘で、信幸公、信繁公の姉である村松殿が嫁いだ家です。
夜はキャンピングカーで車中泊。涼しくなってきたので松代城まで散歩に。
工事中だった太鼓門橋が完成していました。
8月4日(日)は、長野市市営代官町駐車場集合で、松代三山のうちのひとり・山寺常山邸、松代大本営象山地下壕、象山恵明寺を見学しました。
恵明寺は、真田家三代藩主・幸道が開基したお寺です。敷地内には、幸道の正室・豊姫のお墓と御霊屋があり、豊姫が実家の宇和島から持参したと伝わるあんずの木も現存します。本堂には、八代藩主・真田幸貫作と伝わる布袋像も鎮座しています。
象山地下壕は、二年前にも見学したことがありますが、とても涼しかったです。8月6日は広島、9日は長崎の原爆の日で、15日は、先の大戦において亡くなられた方々を追悼し平和を祈念するための終戦の日です。戦争について考える良い機会になりました。
お昼ご飯は、はじめて連れて行ってもらった「はなや」で、「豊姫様のあんずおこわ」とざる蕎麦をいただきました。
午後からの講演会では、今年は真田家の鎮守社である白鳥神社が創建400年を迎えるので白鳥神社についてのお話を聞かせていただきました。
総会の場では、紀州真田会代表より九度山の真田庵修繕プロジェクトにご支援いただいたお礼の挨拶をさせていただきました。真田会も設立して50年が過ぎました。年々会員数が少なくなってきているそうです。
紀州真田会同様、資金面で支えてくれる人も大歓迎です。真田会に入会すると松代藩真田十万石まつりの信之隊として行列に参加できます。夏の研修会は真田家14代ご当主と一緒に普段見学・拝観ができない場所を見学することができます。
ご希望の方は、紀州真田会までご連絡ください。